ちるえさんの自由帳

タイ・チェンライのNGOで1年間ボランティアをしたトビタテ生の日々と頭の中とお絵かき

自撮り文化と美的価値観

私のスマホはiPhone5Sです。噂によるとiPhoneはタイ人にとって高いので、彼らの持っているスマホは大抵別の会社のもっと安い機種なんだとか。
だからなのか、私のスマホで子どもたちは写真を撮りたがる。それも、自撮り。笑

Facebookとかも時に自撮り写真祭り状態になることがあり、タイの方は自撮りが好きだなーと思わずにはいられない。
スマホが主流になる前から、例えば団体旅行でみんなで集合写真を撮っても、その後「みんなどいてー私1人で撮るから」と言ってデジカメで自撮りしていたらしい・・・写真大好きだなぁ。

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さて、子どもたちのセルフィーで溢れた私の画像フォルダを見返してみると、モデル顔負けのポージングと表情である。何枚もカシャカシャ撮って、よくポーズと表情がネタ切れしないなぁ・・・と感動してしまった、23歳。(遠い目)

そういえば昨日こんなことがあった。

滝に行って水遊びをする際、私は子どもに借りてデニムのホットパンツを履いていた。素足を出す服をあまり着ないので、罪悪感といたたまれなさを感じながらも、遊び始めたらそんなこと瞬時に忘れた。

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岩の上に座って休んでいると、子どもたちがキャーキャー言って寄ってきて盛り上がっている。何事だ??

聞けば、私の脚が色白でキレイだと言うのだ。たしかに常時肌を出来るだけ露出しないように努めている私の手足は甲斐あって日焼けはしていない。が、残って消えない虫刺されの跡などで決してキレイではない。そんな私の脚を子どもたちが集まって褒めてくる。動揺。

私からすれば、健康的に日焼けして引き締まった彼らの脚の方が何倍もキレイだと思うけどなぁ。

ふしぎなくに、タイランド。