ちるえさんの自由帳

タイ・チェンライのNGOで1年間ボランティアをしたトビタテ生の日々と頭の中とお絵かき

嵐と木の家


ただいまタイは午前4時半すぎ
1時間半くらい前から突然の嵐・again

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外は強い雨・風・そして雷
雷の音にびっくりして目が覚めて、家の中にも吹き込んできて、外はしきりにピカピカしちゃって、私の眠気も吹き飛んじゃって。まったく、どうしたものか。

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幸い今日は電波が通じるのでこうやって実況中継してみているわけです。
多くの人がそうするように、毛布にくるまって寝ながら、眩しい画面に目を細めながら、これを書いています。
(まだ暗くて、横でジェンちゃんが寝てるため電気もつけられず絵も描けないため、昔に描いたイラストを転用してます。笑)
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ベン。
(大丈夫じゃない)

我らの住むミラーの宿泊施設、バンプァン。「バン」は家。「プァン」は我々(友達)という意味だそうです。
木造二階建ての古いお家。
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私たちの部屋は二階です。
レトロな階段でしょう?笑

人生で木造の家に住んだのは初めてですが、木造の家での生活で1番好きな瞬間は、水ぶき掃除をした時です。
以前デンマークに留学していた時、お世話になった方が可愛い木の家に住んでいて「床を水拭きすると、部屋いっぱいに木の香りがして、すごく気持ちがいいの。まるで木が蘇って息をしているみたいに。」と仰っていたことを
バンプァンの掃除をしていた時にふと思い出しました。言葉の意味が、私にもわかったような気がしました。
デンマークのその家も築100年近かったので、それに比べたらバンプァンはまだまだ若造ですが。笑

そういえば、朝になってわかったことですが、金曜日の晩の嵐では木が倒れたり屋根が吹っ飛んだりあちこちで被害が出てしまっていました。町に行く道の途中、屋根を直している現場を幾つか見かけました。
不思議なことに、竹の家は無傷だったりします。真っ先に吹き飛んじゃいそうなのに、すごい。

映画『となりのトトロ』で風の強い日に父娘3人でお風呂に入っていて、メイが「お父さん、この家ボロだからつぶれちゃうよ?」と心配そうに尋ねるシーン。
私のいまの気分はまさにそんな感じです。大丈夫か、ほんとに心配。
木の家はどうだろう。三匹のこぶたでは藁の家の次に吹き飛んでしまいますが・・・

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とりあえず雷怖いんですけどもう一回寝ます。

ファンディーナ!(いい夢みてね)


ちなみに今日の夜行バスでバンコクに行ってまいります。