ちるえさんの自由帳

タイ・チェンライのNGOで1年間ボランティアをしたトビタテ生の日々と頭の中とお絵かき

バンコク②社会企業ってなんだ?

土曜日の朝バンコクから帰ってきました〜

書きたいことたくさんあるんですが、まずは
アジア女性社会起業家ネットワーク会議について①
 
この会議ではメコン川流域諸国の女性社会起業家たちが集結し、情報共有やワークショップなどを行いました。
私はただの学生ですが、オブザーバーとして参加してきました。
 
事の発端はFacebook
数週間前、こんな投稿が。
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面白そう。
1年前大学院の授業のゲストスピーカーとしていらっしゃった渡邊さやかさん。2度目にお会いしたのは昨年12月。ソーシャルエンタープライズの学生コンペの審査員としていらっしゃった際「私、2016年は何度かタイに行くからよかったら会おうね〜」と仰っていた。
とりあえずコメントしてみる。
「学生でも参加できますか?」
すぐに返信が。「もちろんです。」
 
ボスであるさくらさんにも相談してみる。「いいんじゃない?面白そうだね。」
 
こうして参加することが決まった。
約30分くらいの出来事である。
直感で動くタイプなので行動はとにかく早い。そしてそれは別名無鉄砲ともいう。
 
さて、ソーシャルエンタープライズ(社会起業、社会的企業)をご存知でしょうか。
一言で言えば「ビジネスで社会問題解決を図る企業」でしょうか。確固たる定義というものは存在していません。つまりは曖昧。
 
ソーシャルエンタープライズが近年注目されている理由はたくさんありますが、その1つは社会問題解決を図るための資金を自らで稼ぐという点です。
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社会問題を扱うなると、どこからか補助金をもらったりして運営することが多い。というか、そこでお金を稼ぐとなると良い印象はあんまり持たないでしょう、批判されます。
例えば、老人ホームが稼いでいると聞いたら、一体どんな悪知恵働かせて高齢者からお金搾り取ってるんだ?って思うかもしれません。社会の漠然としたイメージは時として凶器になる。
そんなわけでお金を稼ぐのではなく政府などから補助金をもらって運営するわけですが、補助金ってめんどいこともある。お金出す側の顔色を伺わなければお金貰えなくなる、自由に使えない・・・それじゃあ本当にやりたいことができないかもしれない。
だから自分たちのお金は自分たちで、運営を自給自足する点が注目されているわけです。
 
注目されてる理由はわかったと思いますが、社会問題解決ビジネスが結びつくってなんだ?という方。
さやかさんのスピーチをご覧ください。
↓↓↓
 
私はビジネスの勉強はあんまりしたことないですが、自らで自らの資金を稼ぐという点に注目しています。自分のお金を自分でつくる、そのためには活動や社会問題をたくさんの人に知ってもらわなければならない。知ることから何かが変わっていくと思うからです。
だから私は今回の会議参加によって特に
社会起業家たちが取り組んでいる問題とは何かそこにあるストーリーや思いは何か、それをどうやって社会へアピールしているのかという点について学ぶべく、参加してきたわけです。
 
さて、前置きが長くなりました。次の記事からレポート本番です!