ちるえさんの自由帳

1年間休学してタイ山奥のNGOでボランティアをしたトビタテ院生の日々と頭の中とお絵かき

テロから考える「自分で自分を守る」はなし

先週の頭、ホームステイから戻ってきてWi-Fiが復活したら、ラインが溜まっていた。友達の何人かから同じようなメッセージが来ていた。

「テロ大丈夫?」

バングラデシュでテロがあったことをそこで知った。

Wi-Fiがないと本当に情報が入ってこない、まぁ仕方ない。

そして今朝のニュースはフランス一色。
悲しい気持ちに拍車をかけたのは、日本のイスラム教の機関に「イスラム教は危険だテロリスト死ね帰れみんなお前のこと嫌いだ」みたいな誹謗中傷の手紙が届いたというニュース。

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世の中には色んな考えの人がいて然るべきですが、その考えの根拠はどんな情報や経験に基づくものか、言葉にすることができますか。

 

もうすぐ夏休み。海外に行く計画を立てている人も多いはず。そして、これらのニュースに不安を感じる人も多いんじゃなかろうか。

 

特にタイは昨年8月にテロがあったこともあり(私はその少し後に初めてミラーを訪れた)不安が募る。

そうでなくても、昨年ミラーに一緒に行こうとした私の友人は

お母さんに「危ないからダメ」と言われてしまったくらいだから


タイ=危ない


のイメージはなんとなくどこかしらにあるのかもしれない。というか外国=危ない、というのはよくある気がする。

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「じゃー危ないからやめよう」
というのも潔くて良いのかもしれないが、
それじゃあどこにも行けないし、何にもできなくなるんじゃないか。

 

だから私は言いたい。
「その根拠は何ですか?」
「なぜそれは起こっているのですか?」


自分の感じていることのこれらを、説明できますか?

 

例えば、タイは危ない国だと感じているのであれば
「なぜそう思うのか?」

「テロが起こったから、起こりそうだから」

「なぜテロが起こったのか?」

「色んな憶測があるけど、ウイグルの人たちを強制送還したことに関係があるらしい」

「私が行くミラー財団はチェンライにあるけど、ウイグルの人はどのくらい住んでるんだろう?」



私はここで、タイが危ないか安全かどうか書きません。それは主観で、みなさん自身が決めることだと思うからです。

ただ、ひとつだけ言っても良いのであれば、世界中危なくないところなんてないんじゃないかと。
人間いつ危ない目に遭うか、死ぬかなんてわからない。日本にいても、道を歩いていたら誰かに刺されるかもしれないし、家に篭ってても火事になるかもしれないし、突然心臓が止まってしまうことだってある。

 

だから、漠然とした気持ちで片付けるのではなくて、自分で気づいて調べたり聞いたりして根拠を持つことが大事なんじゃないかと。

漠然とした感情が、“漠然としている“ことに気づくのは意外に難しい。私たちはなんとなく知っているけど、根拠がないことって多い。
それが人に対するイメージの話になれば、偏見とか差別とかって呼ばれる。

それらは巡りに巡って再度悲しい事件を生んだり人の命が消えたりすることを忘れないでほしい。

 

夏休み、すてきな思い出たくさんつくれますように₍₍⁽⁽(ી(*´ω`*)ʃ)₎₎⁾⁾