先日ようやくビザの一件が片付いたので、まとめておきます。長い戦いだった・・・
タイでボランティアで長期滞在って大変なんだなぁ・・・と。タイ人でも手続きに翻弄されるのだから、外国人がひとりでやるのは相当難しい気がする。
ミラーはボランティア受け入れの蓄積があるので、助かりました・・・聞けば他のNGOからビザ申請の相談をされたりするらしいです。
私がビザについてちゃんと調べ始めたのは今年の2月の終わり、タイに来る1ヶ月前のことでした。というのも、2月はずっと体調を崩して何にもできなかったのです・・・
まず札幌に住んでいた私、どこの大使館に行けばいいのかよくわからず(結局東京の大使館に行きました)
ネットで調べたら存在しないはずの札幌のタイ領事館なるものがあることになっていたり(電話番号まで書いてあった、かけたら通じなかったけど)
大使館によって、必要書類が微妙に違っていたり、ドキドキイライラ・・・
もうわけわからなかったので、申請するときはホームページ書かれてなくても必要そうな書類を全部持って行って提出しました。突っ返されたら受け取ればいいやーぐらいの気持ち。
結局全部受理されました。
私が申請したビザはNON-IMMIGRANT Oでした。日本でシングル(3ヶ月有効)を申請して、タイに来てから延長の手続きをしました。
本当は日本で1年のビザを取りたかったのだけど、出来ませんでした・・・聞くとタイの大学に交換留学している学生ビザの人も同じくタイに来てから1年間のビザを取ったそうです。厳しい・・・
Non immigrant O で1年間のビザを得るために、タイに持ってきておくべきものは、英語の在学証明書、もしくは卒業証明書でしょうか。自分の身元を保証するものです。PDFでも大丈夫らしいですが、原本があったほうが安心ですね。
他のビザだと、通帳残高とかを見せなきゃいけなかったりしますが、今回は必要ありませんでした。
タイに来てからの流れは、ざっくり以下の通りです。
4月、健康診断書を取りに行く(すぐもらえた)証明写真も撮る(たくさん必要です)
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5月、パスポートの有効期限が2017年4月だったため、まずはパスポートを更新するためチェンマイの日本領事館に行く。2回行ったのにとんぼ返りでまるで観光してません・・・
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6月、労働福祉局に行って労働許可証を発行してもらう。中に「ボランティア」と記載されています。手続き上のミスで「ボランティア」の記載がなかったが為にビザの更新が危うくできなかった人もいるので、注意が必要です。
パスポートみたいな形。常に携帯してなきゃいけないそうです。
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6月末、なんかよくわからないけど必要な書類をたくさん揃えてレッツビザ申請
(ミラーの総務の方が全部揃えてくださったので、私も何を用意していたのか知らない。それくらい書類は複雑でたくさんあった・・・時間もかかる)
諸々の複雑怪奇な事情により、本来であれば3ヶ月のシングルビザ終了後すぐに1年のビザが申請できるはずができず、もう一度3ヶ月のビザを申請
3ヶ月のビザを申請すると、1ヶ月の審査期間があって、それをクリアするともう2ヶ月(合計3ヶ月)滞在できるという仕組みです。何度もイミグレーションに行かなくてはならないのでちょっと面倒。
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9月末、やっと1年間のビザが下りる。(もうあと半年しか滞在しないのに!笑)
同時に私は旅行などでタイを何度も出国する見込みがあったため、リエントリーパーミットのマルチプルを申請する。(写真左)
(リエントリーパーミットを申請しておかないと、出国した時点でビザが失効してしまう。おそろしや・・・)
4回以上出国予定の人はマルチプルのがお得なんだって。3800バーツ、高いぇ・・・
今後は3ヶ月に1回、イミグレーションに生存報告をしに行かなくてはなりません。それを忘れると罰金です。(写真右)
ご丁寧にタイ語・英語・ミャンマー語でかかれています。
日本で用意を始めて、1年間のビザが下りるまでにかかった費用は、10万円ぐらいかと。もっとかな。
ビザ申請費だけじゃなくて、大使館までの交通費とか郵送費とか、諸々色々かかる。
留学のお金がバカにならないとは、こういうところも言うのだろう。
私は今のところ留学に関するお金は全額トビタテで賄おうと計算していますが、果たしてどうなることやら・・・
ちなみに、10月7日からカンボジアとミャンマーに旅行に行きますが、どちらも入国にはビザが必須です。ネットでもできます。カンボジアはアライバルビザ(空港で申請できる)がありますが、ミャンマーにはありません。
高い!ビザ高い(´;ω;`)入国にビザが必要ないって、すごいことかもしれぬ・・・