ちるえさんの自由帳

タイ・チェンライのNGOで1年間ボランティアをしたトビタテ生の日々と頭の中とお絵かき

視察に行ってきた

さいきん、北海道に住む友人たちのFacebookが紅葉一色で羨望の眼差し。

日本は秋なんですねぇ、北海道では雪が降ったそうですが・・・笑

 

「タイは暑いんでしょ〜?」とよく言われますが、ここチェンライも最近朝晩けっこう冷え込みます。

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けんたくん冬バージョン。

近日中にボランティアに来る方は、寒さ対策もお忘れなく!

 

さて、そんなわけでなんとなく秋の匂いがするなか、村への視察に同行してきました

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ぐにゃぐにゃボコボコの山道をのぼってくだって、2つの村を視察。ミラーから約2時間の距離です。来春に受け入れる団体さんたちの活動場所、になる、かも。

 

まず1つ目のアカ族の村

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プーチュアイシッティチャイ村

79世帯、400人以上が暮らしています。

山の斜面にへばりつくように連なる家々。さくらさん曰く「アカ族だねぇ〜」

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村のトイレ

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貯水池。山の水源から引いてるんだそうです。

 

この村ではオーガニックのコーヒーを栽培しており、これからどんどん力を入れていく予定なんだとか。

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コーヒーの木です。森の中に植えています。この環境が美味しいコーヒーを育てます。ドイチャンコーヒー(タイで有名なコーヒーチェーン)も豆を買い付けてるそうです

ドイチャンコーヒーについてはこちらもどうぞ↓

ドイチャン村アドベンチャー - ちるえさんの自由帳

 

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ちょうどコーヒー豆が赤くなって、シーズン到来。順次収穫していくそうです。私も収穫してみたいなーー

 

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村長さんにインタビュー。

人口や宗教、産業やインフラ状況、保健所や病院までの距離についても伺います。ボランティアさんを受け入れる上での大事な情報です。

また村での活動ニーズや目的も明らかにし、ボランティアさんがどのような活動ができるかについても相談します。予算や日数なども含めた、細かい打ち合わせです。

 

村から近い学校も訪れました

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カラフルぅ〜 

どこの学校に行ってもASEAN国旗を目にします。高まる団結心。

ここには幼稚園から小学校6年生までの129人の子どもたちと、9人の先生がいます。なんと子どもたちの70%はタイ国籍ではなくミャンマーなどの国籍なんだそうです。

寮もあり、政府の援助により食事も含めて無料です。

 

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 学校の先生とお話。メモを取りながら学生数や歴史、子どもたちのこと、困っていることなどなど・・・詳しく伺います。

 

(しまった写真撮り忘れた←)

ここの学校には小高くなった場所に食堂があるのですが、柵がなく危ない、

雨が降ると小道が滑るので何とかしたい、などのニーズがあがりました。

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ひろーい!

学校の壁はペイントされたりして、以前もボランティアさんが訪れていることがわかります。

 

このあとまたぐねぐねの道を行き2つ目の村、こちらもアカ族

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フエナムウン村。106世帯約600人が暮らしています。

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インタビュー。左の青い服の男性はアソーさんの親戚なんだそうです。

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セクシーあんちゃん。

このあと2人で遊んでました。笑

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朝寒かったのに晴れたら暑い。

「活動先の村ってどうやって選定してるんですか?」と質問したところ

ミラーは活動の蓄積があるので、ネットワークが出来上がっていること

困りごとがあればミラーに連絡が来て、視察をして、必要に応じて政府などにも応援を頼み・・・などなど、実際のボランティア活動や財源などに結びついていくのだそうです。

 

余談ですが

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村の売店

スナック菓子の横に

甘そうな謎のローカルお菓子

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試しにひとつ買ってみた。

真ん中に外郎みたいなのが入った焼き菓子。

 

やんごとなき味

正方形に切ってオシャレな小皿に乗せて抹茶の横に添えて出せるような味がしました。

まぁ、5バーツ(約15円)なんですが。

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帰り道。お米の収穫シーズン。黄金色の景色が広がります。どこか秋っぽいのはそのせいかなぁ。

 

今回訪れた村はミラーから若干距離があるので、ボランティアさんがたくさん訪れる場所ではないのですが

だからこその面白さを感じることができます。

 

村のごはん、村の人、村の景色

どこか懐かしくてエキゾチック

 

来たる春が、楽しみですね。