エモい話
会社の人の言ってることがよく分からないことがある。
何がよくわからないかと言われると、エピソードを出して説明してみても良いのだけど
たぶん「????」ってなると思う。
少なくとも会社の人たちの顔には概ねそんなことが書かれている。
「よくわからない」の本質は、うまく言葉にできないことにあるのかもしれないと、さっき思った。そう考えると「わからないから説明して」という発言そのものが妙に鋭利に突き刺さるのも納得がいく。
なぜだか会社の帰り道ボロボロ泣けた。理由はわからなかった。
わからない、最近自分の言ってることに自信がない。
何を言っても誰にも分かってもらえない感じがする。
私の話は全然ロジカルではないので
説明が下手くそで、人のことをイライラさせるらしい。
最初、会社でもがんばるぞーと思っていたが
そんな気にはなれなくなってしまった。
うちの会社が悪いというよりは
会社という組織はそういうものらしいことを周りに相談して初めて知った。
イライラさせる人たちにどうして自分の感性を渡そうと思うのか。これは半分怒りに近い。
私という存在は会社の中でもマイノリティで、ある同期には「アスペルガーか?」と言われたくらいなので(その同期は特別口が悪い、みんながみんなそうではない)(とはいえ、言い得て妙である)だんだん目に見えないパワーが削がれていくのを感じたりする。
自分が死んでいくような感覚。
何かが死んでいくとき、明らかな悪に虐げられることってあんまりない気がする。
みんな「そんなつもりはない」って言う。
「そんなつもりはない」が積もって積もって
音もなく積もったものの狭間に落ちていく。そして死ぬ。
こんなこと言ったって誰も共感してくれないんだろうな