こんばんは、ちるえです。
先日母校で卒業生として偉そうに在校生を前に話をしたのですが
「ブログ見てます!!!!」という嬉し恥ずかしな後輩からの告白を受けました←
ミラーに行っていたのも既に2年前になってしまい、当時書いていたことの多くが
目も当てられないような思い出になってしまったり
あー自分おもろいこと気づいてるやんけ、と少しだけ感心してしまったりする
このブログですが
考えていることの記録という意味では、何を書いても面白いということで
思い立った時に書きたいことを書いてみる次第です。
何について書こうか考えてみた結果、ミラーに行った時に考えたことについて書きたいと思います。
先日社会人になって初めての夏休みを取り(夏休みというものは存在せず、有給を組み合わせて5連休にした)
弾丸でミラーに行ってきました。
1年半ぶりのミラー。気分は里帰り。
会社から直行で羽田に向かい、今回はクアラルンプール経由で入国しました。
チェンライに降り立った時の、ほっとした気分といったら・・・
弾丸ツアーながらやりたいと思っていたこと以上に色々なことが出来て大満足でした。
・ソムタムたべる:いっぱい食べた
・パッションフルーツたべる:いっぱい食べた
・あそーさんのナームプリックたべる:アカ族のハーブと共にいただいた
・竹の虫たべる:旬だった
・子どもたちと再会:アルバイトしてたり、子どもが生まれたり…
・ミラーのスタッフと再会:みんな相変わらず
・マッサージ屋のおばちゃんと再会:覚えててくれて嬉しかった
・良く行った食堂のおばちゃんと再会:覚えててくれて嬉しかった
・ユースック村に行く:アウトドアで鉈で枝切りもした
・プーチーファー(絶景スポット)行く:山最高
・さくらさんあそーさんとおしゃべり
・現ボランティアリーダーの子と語り合い(実は色々あって彼女がミラーに行く前に一度会った。笑)
・杏ちゃんと遊ぶ:いたずらっこでした・・・!!!!
などなどなど・・・・
盛りだくさんながら、のんびり、ゆっくり、まったり、ほっこり・・・
とかく最高だった・・・
というのも、最近会社でものすごい忙しくて、毎日がいっぱいいっぱいで
カレンダー通りの休みながらもなんだかんだ休まらなかったりして
毎日が楽しくないわけではないけど「いい加減休みたい…」という思いが
ふつふつしていた末の夏休みでした。
色んな意味で良い切り替えタイミングを得ることができました。
会社で疲れるな、と思うことのひとつに
「ロジカル」という概念があります。
ロジカルがなんたるか、みたいなことは各自でググっていただきたいのですが
個人的に会社の人が言っている「ロジカル」の内実というかニュアンスというものは
言葉とか数値とかの枠組みを使って、何かを表現することを指しているように感じている。
巷ではロジカルシンキングが流行ってるし、プログラミングなんてまさにロジカル。(やってみると分かるが、「こういう時にこういう動きをしろ!」って全部言葉で表現されて、世の中のウェブページとかは出来上がっていて、ちょっとでも書き方を間違ったりすると動かなくなったりする)
ロジカルの逆はエモーショナルらしい。
そして私はエモーショナル人間らしい。
ロジカルでないので時々エモーショナルな言葉を使っていることを改善点として指摘されたりして、うっ。。となる。
つまるところ、私の言ってることが分からないそうだ。
私も周りの人の言ってることが時々分からなくなる。
同じ日本語話してるはずなのに、同じ単語を使っても、同じ意味として相手に使えない、通じ合えない。
伝わるだろうか、このニュアンスが・・・
そんなわけで、会社に入ってからの数ヶ月間、どうにも馴染めなくて
自分の何が悪いんだろうか、どうすりゃ通じ合えるようになるのか
帰り道ボロボロ泣きながら考えたりする日々が続いた。
ミラーに行って思ったんですけど、馴染めなくても分からなくても良いかなと思った。(結論)
ロジカルじゃないことに後ろめたさを感じながら、「じゃあ自分はロジカルな人間になりたいか?」と聞かれると、ああ全然なりたくない、って思っていることに気づいた。
言葉や数字で表せることもたしかに面白いが、むしろ言葉や数字ではどうにも表せないものに惹かれるし、そこを感じ取ることにアンテナを張っていたい。
それが自分の素直な気持ちだった。
よくよく考えてみれば、ミラーでも、ミラーに来る前も帰国後も、考えていることは同じで、一般的に言われていることや考えられていること、本に書かれていることに「それって本当にそうなのか?」自分の目で確かめたい、それに尽きるようです。
今いる環境の中ではどうにもその考え方は「何を言っているんだ?」と言われてしまったりしますが、角が立たないように生き残っていく方法を考えながら、周りの声に自分の考えていることが掻き消されないようににしていきたいものです。
(マイノリティが淘汰されていく感覚ってこんな感じかなぁとか推察している)
とはいえ、せっかく入社した会社なので、周りのロジカルな人々がどんな考え方をしているかとか、何を感じているかとか知らないのはもったいない。知るためには彼らの話す「ロジカル語」を習得する必要があるので、言語の習得はあまり得意ではないですが頑張ってみるかーという力をようやく取り戻したところです。
ロジカルじゃないのでうまく説明できないんですけど、なんとなく、ロジカルな世界だからこそ、エモーショナルにしかできない仕事があるような気がするんです。
それが今、私がやりたい仕事なんだと思います。
まぁ、切羽詰まりすぎると再度ウァーーーーってなって、またムリィ…となるかと思いますが
そうなったらまた里帰りしよう…
ありがとうミラー。今後もたくさんの人に豊かさと気づきをもたらす場所となることを願って。