ちるえさんの自由帳

タイ・チェンライのNGOで1年間ボランティアをしたトビタテ生の日々と頭の中とお絵かき

JSTグループ@ソンクェーパタナー村

こんばんはー。今日は久しぶりに熱い晴れ間となりました。アイスが美味しい。

 

前回は昭和女子グループの話でした
今回はJSTグループの話

 

JSTは、名古屋にある旅行会社さんです。⇩

名古屋 留学 ホームステイ JST | ボランティア

 

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総勢15名+スタッフ4人で、アカ族のソンクェーパタナー村にてワークキャンプを行いました。3日間かけて村人ともに道路を作ります。

 

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今回の道路はここです。ボコボコで雨が降ったら滑りそうだ。

 

〜道路の作り方〜

【材料】


セメント

【用意するもの】

バケツ

針金
仕切り
均すやつ

 

【作り方】

(自分も夢中になりすぎて写真を撮り忘れたので所々僭越ながらイラストでお楽しみください・・・←)


まずは砂の山を作ります。バケツ何杯分でカウント

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そしてセメントの袋をドサーッ。鍬で半分に割り、入れます。目に入ると危ないので注意。

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セメント一袋50キロ!

 

砂とセメントの山を崩して混ぜます。×4

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最後に山に凹みをつくり、凹みの周りに石をかけます。これもバケツでカウント

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そして真ん中に水を入れます。あとはもんじゃ焼きの要領でひたすら山を崩しながら捏ねる。

完成したセメントはバケツリレーで運びます。

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道を敷くところに針金を敷き、仕切りを置き、セメントを流し込みます。

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そして均す。

 

ちょっと乾いてきたら箒で溝をつけます。雨が降ったら滑っちゃうからね。

 

びふぉー

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あふたー!

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午前中だけでこんなに進んだ!

 

3日間の日程は幸いにも天気に恵まれずっと作業できました。しかしながら炎天下の作業はなかなか酷だった・・・

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日陰という癒しにみんなが集います。

 

JSTグループのすごいところは、雰囲気作り。

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みんな元気で楽しくて、村の人たちと一体になって作業に臨みました。

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最終的に、約60メートルの道路が完成。

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看板も作って、思い出に残る道になりました。

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村の人が道路を作るときに、私たちのことを思い出してくれたら嬉しいなぁ。

 

セメントを捏ねてつくる道路作りは、トイレ作りなどとは違って、職人技を必要としないため誰でもできるアウトドア活動なんだそうです。

 

大学生のみなさんは、もうそろそろ後期が始まってきますね。まぁ今はFacebookとかのSNSで情報共有してたりしますが
友「夏休みどっか行ったー?」
私「タイの山奥で道路つくったよー」
友「は?!?!」

ってなります。大体。そんで、虫嫌だわーとか水シャワー無理ーとか言う人が現れて、よくそんなところ行けるねって。

 

JSTのメンバーの話を聞いたら、来る前は「水シャワー嫌いで」「食器汚いの無理で」と思ってた人もいて、でも帰る時に聞いたら「なんとかなるもんですね」だそうです。

 

そう、頭で考えることと、実際にやってみて感じることって、違うんですよ。

 

それはやってみた人にしかわからないことで、だから時々「まじかよ」みたいな反応されてちょっと悲しい気持ちになったりもする。笑

でも、今回みんなが「タイの山奥で村人と道路」を作っていた時間に、その「まじかよ」って言った人も、別の何かをしていたわけですよ。

人間の目は2つしかない、頭は1つだけ。体もひとつ。

だからどんなに頑張っても、見れるもの

体験できること考えられることにも限界がある。

どの経験が偉いとかはないんだと思う。

 

どんな気づきも大事だしそこに優劣はないので、何事にも自信を持ってシェアしてほしいなー。

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いい写真いっぱい撮れて嬉しい。笑

 

 JSTグループとの活動は、たくさんの気づきで溢れて、同時にそれを素直に表現できて、認め合える、喜びと幸せに満ちていたように思います。

 

きっとそれは、JSTグループのメンバーだけじゃなくて、ソンクェーパタナー村の人とか、子どもたちとか、みんながそう感じていたんじゃないかなー。

 

最後にみんなから寄せ書きいただきました

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 たくさんの元気をグルフマデー!(アカ語でありがとう)

名古屋に行くのがとっても楽しみです。笑

またタイにも遊びに来てね〜