ちるえさんの自由帳

1年間休学してタイ山奥のNGOでボランティアをしたトビタテ院生の日々と頭の中とお絵かき

アカこまちができるまで

サワディーカー!2週間の旅行で日に焼けたらとうとうこの度タイ人に間違えられました、きょうも元気です。

 

 さて、みなさん、アカこまちをご存知でしょうか。

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アカこまちはミラーの日本人チームがミラー近辺の有機農場で育てているお米です。アカ族のチェスーという品種のお米を、私たちは「アカこまち」と呼んで育てています。日本のお米に食感が近く、おにぎりにもお寿司にも使えます!

ミラー財団の人気のお土産の1つで、売り上げは楽器の購入など、子どもたちとの活動のために使われます。

 

さて、そのアカこまちの謳い文句

「ボランティアたちが手間暇をかけて・・・」

本当に〜?という方のために、今日はアカこまちができるまでをご紹介します。

 

4/25 耕す!

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まだ長期休暇中の子どもたちと共にガッチガチに固くなった土を耕しました。鍬の使い方がよくわからなくて、子どもたちが笑いながら教えてくれました。笑

(当方この日が初めてのミラーでのアウトドア活動日で、翌日謎の湿疹に苛まれたのも良い思い出・・・)

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汗かきながら耕した後、滝に遊びにいったり・・・

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夜にお疲れさま会したり・・・

こんなかんじでミラー周辺の子どもたちとたくさん楽しく関わることができました。ミラーに来てすぐだったので、おかげさまで早く生活に慣れることができたように思います。ありがとうみんな。?

 

6/13 籾撒き!

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 柔らかくなった土に籾を撒きます。

竹で穴を開けて、そこに籾をパラパラ。

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そういやこんな青虫もいた。

 

7/19〜草引き

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約1ヶ月でこんなに大きくなりました。そうなってくると気になるのは雑草

負けるなアカこまちー!

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この頃の雑草はまだ可愛いもんだったな・・・

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週に1回は草引きに農場へ通う。

一時期オレンジのミラーTシャツがドレスコードに。

 

雨季なので作業が思うようにいかないことも多かったけど・・・

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だいちゃん誕生日サプライズやったり

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ウクレレ練習したり(だいぶ上達した)

雨さんコップンカー♡笑

 

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雨を喜ぶのは植物たちも同じ。草を引いても引いても生える。雑草たちのパワーはものすごい・・・

 

8/30草引き!もしゃもしゃ!

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アカこまちの背も伸びたけど

圧倒的雑草・・・!

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私たちだけでは間に合わなくて、村の方に手伝っていただいたりもしました。(写真の彼は日本人ですがプロの草引き師です←)

 

9/30お米っぽくなってきた

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美味しいお米になーれー!

 

10/29 稲刈り!

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私が旅行に行っている合間に

THEお米

になっていてびっくり。

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たわわとはまさにこのこと

 

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刈ったら、2本くらい穂で結びます

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そして立てかけて乾燥させます。地べたに置くとアリに持っていかれてしまうのです。

 

10/31脱穀 

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2日間で乾燥して軽くなった稲穂。

集めて脱穀です!

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ビニールシートに叩きつける!

簡単そうですが、意外に手間のかかる作業。

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今年は土地が3年目で取れ高はいまいちとのこと・・・それでも袋はズッシリ。うーん感慨深い。

村の人はこれの何十倍ものお米を扱っているのだから、大変。プロです。

 

この後、草を取り除いて天日干しにして・・・

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扇風機でごみを飛ばす!

精米は機械で行います。

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精米したお米から、さらに悪いお米を手で取り除き

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袋に入れて

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計ります。

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木の枠で形を整えながら空気を抜きます

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 シーリングもします

最後にシールを貼ったら・・・

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私たちの知っているアカこまちの出来上がり〜♫

 

上に書いたのは作業の一部で、実際は農場の脇にある草を刈りまくったり、別の畑に土を良くするため豆を撒いたり、アカこまちが育っているかちょくちょく確認しに行ったり・・・色々してます。

そして、写真に写っている人々はほんの一部で、実際は2倍も3倍もの人がプロセスひとつひとつに関わっているのです。

「有機」って本当にたいへん。

 

でも、アカこまちを育てて、農業で暮らすってなんだろなーとか、雨が足りなくて環境問題大丈夫かなーとか、興味の範囲が広がったり

みんなでいっしょに作業して絆ができたり

ただ食べて美味しい!だけではなく、たくさんのストーリーが詰まったお米なんだなぁということを再確認しました。

 

お土産話に事足りないミラーに、アカこまちはぴったりのお土産です。笑

 

ミラーにお越しの際は、ぜひぜひお試しください!