ちるえさんの自由帳

タイ・チェンライのNGOで1年間ボランティアをしたトビタテ生の日々と頭の中とお絵かき

街と村の文化交流プロジェクト②感想編

さて、感想です。

 

簡潔に言えば、
・文化交流・・・?
・大胆な寄付文化にびっくり&すごーい
です。以下詳細。


タイ語名「クルーバンノーク(直訳:田舎先生)、和訳「街と村の文化交流プロジェクト」ですが、先生(ボランティアたち)生徒(村の子どもたち)という構図が強かったように感じました。特に村の大人たちと関わる機会はあんまりなく、「文化交流」の要素は思ったより薄かったなーと。

そして先生生徒への贈りものがすごかった。
先述の通り歯ブラシや歯磨き粉だけではなく、大荷物で来ている参加者いるなーと思ったら、中には子どもたちへのぬいぐるみや文房具が入っていたり。アイス屋さんを村まで呼んできて子どもたちみんなにアイスをあげたり。
最終日に寄付金を集めた時には・・・

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参考までに、ジュース1本10バーツ、ごはん1食40バーツぐらい。

赤い羽根の共同募金でもジュース1本分ぐらいしか入れない日本人の私、大胆な寄付文化にびっくり。

 

同時にあげる→もらうの構図が強く、ある意味で上下関係が生まれてしまっているようにも思いました。
もらう側は一体どんな気持ちなんだろうか。

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前に書いたバディ制度も、嬉しい反面、あんまりお菓子を買う習慣のない私には何買ったらいいんだ???と少し困惑してしまうものだった・・・

でも私みたいに理屈を捏ね回して躊躇っているより、すぐに行動に移すタイ人のフットワークの軽さは本当にすごいと思ったし、見習わなきゃいけないのかもしれません。

 

今回のプロジェクトで、タイ人の友達がたくさんできました。ミラーにいてもタイ人と関わることはたくさんあるけれど、「山岳民族を取り巻くタイの人々(言うなれば、社会で生きる人々)」を知っていくためには、話してみるべきはミラーの外にいる人たちなんだろうと思う。

もしまたこのプロジェクトに参加できたなら、もっとタイの人に山岳民族のこととか寄付のこととな質問しまくりたいです。

 

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最近蒸し暑いよーー

ちなみに今週末からまたホームステイです。標高が高くて、涼しくて、星が綺麗な村だそうです。たのしみ!