人目と評価を気にする私がお土産のステッカーをデザインした話
先日アカこまち基金に新しいお土産が登場しました
アカこまちとは→アカこまちができるまで - ちるえさんの自由帳
アカこまち基金での売り上げは、日本人チームの子どもたちとの活動(楽器の購入や校外学習など) に使われます
従来はお米とTシャツを販売していました
そこに加わった新参者は・・・
じゃじゃーん←
ステッカーです
ちるえデザインです笑
左は水彩色鉛筆、右はコピックで彩色し、パソコンに取り込んでPhotoshopで加工したものです。
ただのステッカーではありません!ミラーでの生活と、そこでのストーリーを盛り込んだステッカーです。
ミラーは「土産話」に事欠かない場所なので、帰国した誰かにお土産話をするきっかけにしてほしいなぁ〜、ミラーのことを思い出してくれたら嬉しいなぁ〜との思いで、比較的安価でかさばらないステッカーを作ってみました。
私自身、ステッカーのデザインをしたのは実は2回目です
初めてステッカーをデザインしたのは日独学生青年リーダー交流事業機構本部教育事業一覧 | 独立行政法人 国立青少年教育振興機構に参加した時。記念品としてステッカーをデザインしました。デザインから印刷、ラミネートまで全部自分でやったのですが、案外作れるもんなんだなぁ〜とその時は感動しました←
あ、その時は缶バッチもつくりました。笑
私が参加した2013年度日本団のスローガンが「笑おっ!」だったので、bitte lachen (ドイツ語で「笑おう」)で笑おっを作ってみました
ドイツで🇩🇪私たちが訪問した団体のひとつに、脱原発を目指すNPOがありました。そこは若者も巻き込んでイベントをよくやるそうで、その際1番効果的な宣伝手段が「ステッカーをつくって配る」だと仰っていました
なつかしいな〜ドイツ
サークルや所属している団体でポスターやTシャツのデザインは何度かやったことがありますが、自分のデザインしたのものが売り物になる、というのは新しい挑戦でした。1年前の自分だったら「無理無理無理」と連呼していたことでしょう。
自分の絵にお金が関わるのを、私はずっとこわいことだと思っていました
評価されることを、否定されることを恐れていたからです。
もちろんお金が絡まなくとも、人の目に触れることで、デザインは評価されます。多かれ少なかれ評価を耳にします。でも、もし何か悪い評価をされても、お金が絡んでいなければ「まぁしゃーなし」と逃げられる・・・そんなことを考えていました。
でもいつの間にか、自分の描いたものがどんな評価を受けるかというのは、あまり気にしなくなりました。
なんででしょう笑
ステッカーを作るにあたり、いろんなことを考えました。デザインに悩みました。ミラーの生活振り返ったり、村を散歩してみたり、民族衣装を描く練習してみたり・・・
アカ族の衣装難しい・・・←
でも楽しかったんです
ボランティアさんが帰国した後のこととか、ミラーの未来とか、ミラー生活の楽しさとか、色んな色んなことを考えながらデザインをする作業に、唸りつつも夢中になりました
なんだかんだ、私はそれが好きなんです
、やっぱり
他の人の評価とか反応はたしかに心配なんですが、それ以上に「自分が好きだと思っていることをやる」それだけなのです。
他の人のいい評価とかいい反応だけで、私のデザインに対する承認欲求は満たされないことを、ブログを書いたりといったミラーでの活動で身をもって学びました。
恐れてばかりいた評価や反応は、やってみたら「なんだ自分大丈夫じゃん🙆」と思えたのです。
このステッカーは私が1年間ミラーで実践してきた「自分の好きなことでボランティア」の、ひとつの終着点とも言えるかもしれません。今後、これを多くの人に推奨していきたいと考える身としては、いい事例の一つになったんじゃないかと思います。
「いいじゃん〜」といつも背中を押してGOを出してくださるさくらさんに感謝感謝です。
・・・まぁ、正直ステッカーの売れ行きとかは心配だったりしますが←
みなさん、是非ミラーにお越しの際はアカこまち基金を、そしてステッカーを、そしてそして良ければステッカーをデザインした変わり者の女がいたことを←
思い出していただければ幸いです