ちるえさんの休日〜食べ物で振り返るミラー生活〜
最後の日曜日です
今は友人に会うべくミラーからバイクで1時間かからないくらいのショッピングモール、セントラルプラザにきています
マンゴーもち米アイス40バーツ
DQことデイリークイーンはタイによくあるアイスクリームチェーンです
私のイチオシアイスです←
いつもは20バーツのチョコのかかったバニラアイスですが、今日は試しにマンゴーもちごめにしてみました
マンゴーにもち米???アイスにもち米トッピング?????となりますが
よくあるらしい
これはセブンセンのマンゴーもち米アイス。バイトゥーイというハーブ?で緑色になっています。
ミスドもマンゴーでした。チェンライでマンゴーをフルーツとして買うと、1キロ(約4個)35バーツ(約105円)から買えます。固めだったり柔らかかったり、甘かったり酸味がさわやかだったり、色々な種類があります。
友達が来ないので食べ物ネタで話を続けます←
タイ料理だけじゃないぞ!オススメフード
日本だと1人で外食はあまりしない内向的な私ですが(お金が使えないのでお弁当作ったりパン買って持って行ったり)、ミラーに来てからわりと外で食べ物を食べた、気がする
チェンライの中心部近くの知る人ぞ知る🍔隠れ人気スポット、ハンバーガー屋さん
ポテト付きポークバーガー+ビール🍺で180バーツでした
野菜もシャキシャキで、パンも香ばしくて、美味しかったです
こちらも知る人ぞ知るカフェ、チービッタマダー
スウェーデンモチーフの店内はシャレオツ感爆発です
ここのソーダは本当に美味しい。
このスモークサーモンのベーグルめっちゃ美味しかったな・・・200バーツです
こちらはミラーでの1枚
南部出身のムスリムのインターン生たちがロッティーを作っていたので混ぜてもらった
ロッティーはバターの風味がきいた薄いナンみたいなもの。カレーを付けたりして食べる。砂糖まぶしても美味しい。
叩きつけるように伸ばしていくらしいのだけど、めっちゃ難しかった・・・
ちなみにムスリムのインターン生たちはマレー語でおしゃべりをしていて、マレー語も教えてくれます
そういえば
タイでありがちなこと、体重計が外にある←
1バーツで計ってくれます
コンビニの前とかによくあります
いやいや人の前で体重はかりたくないよ〜〜とか思っていたけど
この度面白そうなので計ってみました
・・・
1年前とほぼ変わらない体重でした←
よかった?かな?笑
同じく1年間ボランティアリーダーをしていただいちゃんは15キロ痩せたので本当にすごい
甘いもの食べたらしょっぱいもの食べたくなってきた←
lahu funny man から見る山地民とタイ人〜偏見や差別ってなんなのさ〜
こんにちは。間があいてしまいましたが前回の記事の続きです。↓↓
トッケイと暮らす〜タイ人にとっての普通って何だ?〜 - ちるえさんの自由帳
(長くなってしまったので、まずは小見出しだけ追うと記事の概略が掴めます)
本題に入る前にこの方の紹介をまずさせてください
- スーパーラフ族・ヤカーさん
みなさんご存知ヤカーさんです。
ラフ族のガイドさん。ミラーのスタッフではありませんが、ミラーのエコツアー①2泊3日のエコツアーに参加してきた - ちるえさんの自由帳に参加すると大体ガイドさんはヤカーさんです。(トレッキング等する場合は必ずガイドさんを付けなければなりません。付けないと罰金を取られたり逮捕されます)
ヤカーさんはラフ語、タイ語はもちろんのこと、アカ語、英語、日本語も堪能、知識豊富で器用、更には人懐こい性格と日本のギャグや歌もよく知っていて話のネタに尽きることはなく、誰もが認めるスーパーラフ族です。某日本のアイドルを村に受け入れ、日本のテレビに出演したこともあります。
山地に入るためのガイドさんは、それこそたくさんいるのですが(チェンライの街には観光客に向けたトレッキングとホームステイを提供しているオフィスを幾つか目にします)
あんまり構ってくれなかったり適当だったりと残念なガイドさんもいる中、ヤカーさんはサービス精神旺盛で間違いありません。
私もかつてヤカーさんのガイドでエコツアーに参加しました
ホームステイに参加して帰ってくると誰もが口を揃えて「ヤカーさんすごい」と言うものです。ミラーあるあるです←
- 実は映画スターでもあった!
そんなわけで人気者のヤカーさん。ヤカーさんが映画に出たことがあるってご存知ですか?
その映画がこちら↓
短編映画『Lahu funny man』です。
ヤカーさんによると「たまたまガイドしたアメリカ人の映画監督さんに声をかけられた」ことがきっかけで、この映画が作られたそうです。
言語はタイ語ですが、下に英語字幕がついています。簡単に内容を説明すると、
テレビでコメディアンが山岳民族を笑い者にしているのを見て許せん!となった若者(ヤカーさん)が、コメディアンに直談判しに行く
↓
するとコメディアン「バカにされたくないなら、お前がコメディアンやって有名になればいいじゃないか」
↓
ヤカーさん「なるほど!」
↓
コメディアンになったヤカーさん、たちまち人気者になる
↓
ヤカーさん「とりあえず有名になったので、実家に帰ります。家と家族が恋しい〜」
なんだか不思議なオチですね←
- 「なんでヤカーさんは怒った?」
この作品を観て、疑問に思ったことがありました。
「冒頭にある山岳民族が笑い者にされるっていうコメディ・・・本当にあるのか?そしてそれってどんなものなのか?」
映像の中には登場していません。よーし、タイ人に聞いてみよう〜
友人A「うーん聞いたことないな」
友人B「あるけど、本気で笑っているんじゃなくてコメディとして笑っているんだよ」
ん?結局あるの?ないの?
よくわからないのでさくらさんに聞いてみた
さくらさん「あるある〜なんか方言丸出しな感じ」
わたし「あーU字工事みたいなかんじですかね」
さくらさん「だれそれ」←在タイ10年以上
わたし「山岳民族の人が話す言葉ってそんなに訛ってるんですか?(注:山岳民族は独自の言語を持っているが、近年低地への移住が進み、30代以前の世代はタイ語も話せる人が多い)」
さくらさん「うーん、やっぱり違うよね。北タイ語だし。」
わたし「私は北タイ語は語尾がジャーオなことぐらいしか聞き取れません。笑 」
わたし「北タイ出身の友人が、バンコクで面接を受けた時に北タイ語が出ないように神経使って疲れたって言ってました。北タイ語ってフォーマルな場では使えないんですか?」
さくらさん「いや、そんなことないよ。使う人は使う。日本も一緒でしょう?方言を気にする人は気にするし、個性だと思う人は気にしないだろうし」
なるほど。思えば私にもそんな経験がある。
- 周りは笑ってるけど笑えないこと
私は埼玉県出身で、ある歌が流行った時には「ダサイタマ」と他県の人にバカにされたりもしました。でも特に気にしなかったなぁ。
それは周りの人が本気でバカにしてるわけではないだろうと思っていたのもあります。
まぁ、本気じゃないにしても、聞いていていい気分にはならないですけどね。
他にも、昔群馬県出身の友人が、群馬のことを飲み会の席でバカにされて静かに本気で怒っていたのを思い出しました。でもそういう時怒ってるのって伝わらないんですよね。「なに本気にしちゃってんの」みたいな雰囲気になる。余計イライラする。
話をタイに戻します
山地民の人たちは、自分たちが扱われているコメディーをどんな風に捉えているのか?
疑問に思ったので、映画に出たヤカーさん本人に聞いてみました
この日私とヤカーさんは会うのが最終日かもしれないと長い立ち話をしてしまいました。私には珍しいセルフィー←
わたし「ヤカーさん、lahu funny manでコメディアンにヤカーさんは怒ってましたけれども、そういうコメディアンは本当にいるんですか?」
ヤカーさん「いるいる。映画に登場したコメディアンは実在するしね。友達になった」
わたし「(す、すごい・・・)ヤカーさんは山地民がコメディーになってるのはどう思いますか?」
ヤカーさん「うーん私は気にしないけど、気にする人もいるよね。山地民はタイ語がちょっと変だし」
わたし「え、変なんですか?」
ヤカーさん「変だよ。どんなに英語が上手な日本人でも、ネイティブの英語と違うでしょ?それと同じ」
これは知らなかった。
ヤカーさん「でも、山地民だけじゃないよ。ジェーン(元スタッフ・東北部出身→東北部訛り)もそうだし」
あ、なるほど。標準語と違うって意味での変ってことか。
日本にもよくある話じゃないか。
ヤカーさん「あの映画つくったときねー街歩いてたら色んな人に‘’映画に出てた人だ!”って声かけられたよ〜今は山地民の映画もたくさん出てるから、もうないけどね笑笑」
- 誰にとってのfunny?
山地民がコメディーの対象になっているのは、私たちからすると少し分かりにくいことでした。ひいてはそれは、山地民について「偏見や差別がある」という事実があることは知っていても、具体的にそれが何なのかわかりにくいということでもありました。
長いわたしのブログにお付き合いくださったみなさまには、それが何なのか、そして日本にもある話なんだということが、伝わったのではないかと思います(そうであってほしい←)
「偏見や差別」というのは簡単に言葉にされますが、実は認識されるのもするのも、とっても難しいものなんじゃないかと、ミラー生活で強く感じるようになりました。
その難しさは、「自分は関わってない」「関係ない」という誤解から生まれているように思います。
先ほどの話、飲み会の席で群馬出身の友人が嘲笑されていて、その時私も一緒になって笑っていました。
そして後で友人が怒っていたと聞いて、気づいたのです。
群馬のことを心からバカにしているわけではないし、そのことを発言したわけではない。でも他のみんなと一緒になって笑って、私は群馬をバカにする流れに加担していました。
こういうことはよくあることなんだと思います。私には群馬の話だけでなく心当たりがたくさんあります、みなさんはどうでしょうか?
- funnyなことのfunnyじゃない事実
長くなってしまったのでそろそろまとめます。
このブログで、ミラー生活のまとめとして、私が1番言いたいのは「偏見や差別をなくしていこう」ということでは、実はありません。
もちろん、なくしていこうと思う姿勢は大事ですが、「偏見や差別をなくすこと」自体で「偏見や差別をなくして実現したい世界」が成し得るとは、私は思えません。
裏を返せば、偏見差別をなくして実現したい世界をつくっていくには、偏見差別をなくすだけが実現手段ではない、他にも手段がある、ということです。
その手段に、私たちにこそできることがあると思っています。
それは、「自分はどんなにしたくなくても偏見差別をしてしまう」と認めること、知ろうとすることです。
パーフェクトな人は存在しません。誰かにとっての良いことは悪いこと、嬉しいことは悲しいこと、何でも裏と表があります。
差別をしないことが差別をすることになるというジレンマだって、世の中に溢れています。
自分の享受している物事だけではない別の捉え方がある、それに気付くこと。
シンプルだけど難しい、できるかどうかは置いておいて、やってみようかと思うことはできるんじゃないかな。
- ただのfunnyで人が死ぬ
「 偏見や差別は人を殺します」
これは私のゼミの先生が生活保護の授業の際に言っていたことです。
昨今、生活保護の受給に関して時折ニュースが流れますね、不正受給がなんとかみたいに
そのニュースを見て、生活保護を受給したくなるでしょうか。本当に生活がギリギリで、追い詰められている人であったとしても、ニュースと世間の風当たりを目の当たりにして申請を止めようと言う人がいても不思議ではありません
- funnyなのは自業自得?
もし、申請をせずに、飢えて亡くなってしまったらその人は自業自得でしょうか
私はそう思いません。自業自得のラベリングで片付けられてしまっていることは世の中にたくさんあるように思います。
私は、それらに気付くきっかけづくりをしたい、だからミラーを切り口に広報をやろう。やらないよりはやってみよう、何かが変わるかもしれないから。
「山岳民族」と聞いて、みなさんどんなイメージを持ちますか?
これはオリエンテーションの際に必ず投げかける質問なのですが、色々な言葉が飛だしてとても面白いです。
山岳民族に関しては今でも色々なイシューが存在しています。グローバリゼーションが進んで「問題は徐々に減っている」と言われてる今こそ、問題は見えづらくなって厄介なことになっていると感じます
Funny だと笑われている山地民の人々は自業自得でしょうか
funnyなものとして笑っている人たちは、本当に偏見や差別をしていないと言えるのでしょうか
- 「普通」から離れて気付くこと
持っていたイメージは、実際にホームステイやミラーの活動を経て、どう変わるのでしょう。もしかして、変わらない?
私個人は、山地民のあらゆることについて覚知するきっかけづくり、すなわち広報活動を、この1年間ミラーでやってきました。
山地民は日本人に馴染みの浅い人々かもしれません。でも、私たちは彼らから学ぶべきことがたくさんあるように思います。
ミラーでの経験が、あわよくば私の書いたものが、そう思えるきっかけや背中を押せるものとなればいいなぁと、願ってやみません
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました
人目と評価を気にする私がお土産のステッカーをデザインした話
先日アカこまち基金に新しいお土産が登場しました
アカこまちとは→アカこまちができるまで - ちるえさんの自由帳
アカこまち基金での売り上げは、日本人チームの子どもたちとの活動(楽器の購入や校外学習など) に使われます
従来はお米とTシャツを販売していました
そこに加わった新参者は・・・
じゃじゃーん←
ステッカーです
ちるえデザインです笑
左は水彩色鉛筆、右はコピックで彩色し、パソコンに取り込んでPhotoshopで加工したものです。
ただのステッカーではありません!ミラーでの生活と、そこでのストーリーを盛り込んだステッカーです。
ミラーは「土産話」に事欠かない場所なので、帰国した誰かにお土産話をするきっかけにしてほしいなぁ〜、ミラーのことを思い出してくれたら嬉しいなぁ〜との思いで、比較的安価でかさばらないステッカーを作ってみました。
私自身、ステッカーのデザインをしたのは実は2回目です
初めてステッカーをデザインしたのは日独学生青年リーダー交流事業機構本部教育事業一覧 | 独立行政法人 国立青少年教育振興機構に参加した時。記念品としてステッカーをデザインしました。デザインから印刷、ラミネートまで全部自分でやったのですが、案外作れるもんなんだなぁ〜とその時は感動しました←
あ、その時は缶バッチもつくりました。笑
私が参加した2013年度日本団のスローガンが「笑おっ!」だったので、bitte lachen (ドイツ語で「笑おう」)で笑おっを作ってみました
ドイツで🇩🇪私たちが訪問した団体のひとつに、脱原発を目指すNPOがありました。そこは若者も巻き込んでイベントをよくやるそうで、その際1番効果的な宣伝手段が「ステッカーをつくって配る」だと仰っていました
なつかしいな〜ドイツ
サークルや所属している団体でポスターやTシャツのデザインは何度かやったことがありますが、自分のデザインしたのものが売り物になる、というのは新しい挑戦でした。1年前の自分だったら「無理無理無理」と連呼していたことでしょう。
自分の絵にお金が関わるのを、私はずっとこわいことだと思っていました
評価されることを、否定されることを恐れていたからです。
もちろんお金が絡まなくとも、人の目に触れることで、デザインは評価されます。多かれ少なかれ評価を耳にします。でも、もし何か悪い評価をされても、お金が絡んでいなければ「まぁしゃーなし」と逃げられる・・・そんなことを考えていました。
でもいつの間にか、自分の描いたものがどんな評価を受けるかというのは、あまり気にしなくなりました。
なんででしょう笑
ステッカーを作るにあたり、いろんなことを考えました。デザインに悩みました。ミラーの生活振り返ったり、村を散歩してみたり、民族衣装を描く練習してみたり・・・
アカ族の衣装難しい・・・←
でも楽しかったんです
ボランティアさんが帰国した後のこととか、ミラーの未来とか、ミラー生活の楽しさとか、色んな色んなことを考えながらデザインをする作業に、唸りつつも夢中になりました
なんだかんだ、私はそれが好きなんです
、やっぱり
他の人の評価とか反応はたしかに心配なんですが、それ以上に「自分が好きだと思っていることをやる」それだけなのです。
他の人のいい評価とかいい反応だけで、私のデザインに対する承認欲求は満たされないことを、ブログを書いたりといったミラーでの活動で身をもって学びました。
恐れてばかりいた評価や反応は、やってみたら「なんだ自分大丈夫じゃん🙆」と思えたのです。
このステッカーは私が1年間ミラーで実践してきた「自分の好きなことでボランティア」の、ひとつの終着点とも言えるかもしれません。今後、これを多くの人に推奨していきたいと考える身としては、いい事例の一つになったんじゃないかと思います。
「いいじゃん〜」といつも背中を押してGOを出してくださるさくらさんに感謝感謝です。
・・・まぁ、正直ステッカーの売れ行きとかは心配だったりしますが←
みなさん、是非ミラーにお越しの際はアカこまち基金を、そしてステッカーを、そしてそして良ければステッカーをデザインした変わり者の女がいたことを←
思い出していただければ幸いです
トゥンルァンサマーキャンプ
3月中旬、2週間全8回のトゥンルァンサマーキャンプを行いました
トゥンルァン小学校の子どもたち・卒業生の小3〜中1の30人を対象に、午前中の2時間、日本語の勉強やゲームを行いました。
今回はいつも学校活動で中心となっているもう1人のボランティアリーダーだいちゃんが別のワークキャンプに参加して不在であったため、久しぶりに私もフルコミットしました
こんなにがっつり学校活動なんて珍しい〜大丈夫かな〜思いつつ、やってみたら楽しくて2週間あっという間に終わってしまいました
1年前だったら「子どもたちとの活動自信ないし私みたいなアホが勉強教えるとか無理」みたいに卑屈になってたけど、そういえば最近あんまり卑屈にならなくなった。成長したなー
というのも、一緒に活動するボランティアさんたちが面白い人ばかりだったので、自分も含めひとりひとりができることやればそれだけで活動は面白くなるだろう、と思うようになったからです
活動は、日本人ボランティアさんのやりたいこと・得意なことと、子どもたちが勉強したいことを聞いて企画しました
やったこと!
おにぎり🍙
ふりかけ味〜お米はカオドーイ(山岳民族のお米)を使いました。これなら日本のコメのように粘度がありおにぎりがつくれます
空手🥋
空手の得意なボランティアさんによる空手講座
みんなで実践
いつもはやんちゃな男の子が真剣な表情をしていたのが印象的でした
世界に一つだけの花を歌う🎤
歌の得意なボランティアさんが中心になって世界に一つだけの花を歌いました
歌ったこともあるらしく子どもたちはすぐ歌えてしまって、急遽振り付けをつけて歌いました(動画はFacebookにあります)
書道👩🏫
書道の得意なボランティアさん中心で書道教室。難しいかなぁと思いつつみんな真剣に書いていました。上手!
かわいい画用紙を持ってきてくださったので、漢字の成り立ちを説明したりして、形に切ってその上に書道やりました
きれい〜
スポーツ大会🤸♂️
最終日はスポーツ大会やりました。水風船バレー、なわとび、リレーなど炎天下の中元気に楽しみました
活動の中では自由時間もあり、スポーツを楽しむ子も多かったです。人気なのはサッカーでした⚽️
お部屋の中では折り紙や塗り絵を楽しみました📄
毎回の活動前のアイスブレイクも手が混んでいました
ノートもみんな真剣にとっていました。声をかけなくてもノートをとりはじめていたほど・・・!
勉強した言葉を使って行ったビンゴ大会は豪華景品付でした。(ボランティアさんが日本から持ってきてくださいました)
そんなかんじで大充実だったサマーキャンプ。私にとっては、学校活動本当の行き納めです
とっても嬉しいことがありました
1年前、私がミラーに来て初めての活動は、トゥンルァン小学校サマーキャンプの修学旅行について行くことでした
子ども二人とペアになった色々観光しました
私とペアになった女の子ふたりは一生懸命に日本語で話してくれて、上手だなーすごいなー優しいなー嬉しいなーと、はじめての活動ながら安心できたのを覚えています
なんとそのうちの1人が今回トゥンルァンサマーキャンプにまた参加してくれていたのです
トゥンルァン小学校は昨年卒業し、今は中学一年生の彼女。髪の毛伸びてて全然分からなかった・・・!
ペアだったもう1人の子も元気にしてるそうです。
元気でなにより。そして私のことを覚えていてくれたのがとてもとても嬉しかった。
活動は一期一会の連続です。寂しくもあります。私たちの活動は些細なものかもしれません。
でも、目には見えなくとも私たちも子どもたちも、活動を経て何かが変わっているのだと思います。
些細だからと侮ることなかれ、些細なそれらが積もって今があります。
出会いと、楽しい時間を共有できた全ての人に感謝。そしてまた、世界のどこかで会いましょう。
とりあえずES書いたら終わった日曜日
ねむい
なんと、エントリーなるものをしてみたよ!笑
何事もやってみることがだいじですよね←
書くネタには困らなかったけど思ったより時間がかかった。そして集中して書ききったのでとっても疲れた
エントリーシートを提出した後は性格検査があって、帰国したらウンタラ検査を受けになんとかセンターに行かねばならないらしい。
しゅーかつってたいへんなんだなぁ・・・
とりあえず寝よ
今週はユースックだ!!
不安と楽天行ったり来たり
帰国まで1ヶ月を切りました。
いよいよです。でも実感がありません。
どうでもいいですが髪をバッサリ切りました。描き慣れません。笑
一時帰国したら帰国後の修論とか就活が心配になってしまったのですが
ミラーに戻ってきたらバタバタすぎて考える暇がありません。←
不安になったり楽天的になったり・・・
特に就活解禁になってからメールがバンバン来るようになってそれがドキドキさせますね←
ああ、とうとうはじまってるんだなぁーみたいな
就活の不安には2つの要素があります
「みんながやってるのに」
「自分は何もしていない」
ヨーイドンでみんなが一斉に走り出したのに、その流れに乗らないというのは、多かれ少なかれ不安になるものです
また、情報がないという。そりゃあ判断材料がなくて宙ぶらりん。ぼんやりと不安にもなる。
Wi-Fiに左右される生活を恨む・・・マイナビがそもそも開けない←
そして、最近自分が何をしたいのか何者になりたいのか、わからなくなってきた
「ちえちゃんは夢があっていいね」とか「明確な目標があってすごい」とか言われるけど、「私の夢ってなんだ?やりたいこと?そんなものそもそもあったっけ?全然すごくないアンポンタンですが何か?」と違和感を覚えるようになってきた
なんだか空っぽである。元々空っぽだったのに自己陶酔して目を背けていたのかもしれない。
頭の整理が必要そうだ
今週末はちょっと1人でぼーっとするかなぁ〜〜
トッケイと暮らす〜タイ人にとっての普通って何だ?〜
注1:今日は爬虫類の写真がぞくぞく登場します。苦手な方はご注意ください。
注2:本記事では「山地民」と「タイ人」という単語が登場します。タイに住む山地民で当然タイ国籍を持っている方もいらっしゃいますが、今回は便宜上「タイ人」「山地民」と分けて記述させていただきます
みなさんトッケイを知っていますか?
このブログでもだいぶ前に話したことがありました
まぁ改めて3行で説明すると
・めっちゃ大きいヤモリの仲間(大きいと30センチ以上ある)
・肉食系(蚊とかゴキブリとか食べますが、大きいトッケイだとネズミとかも食べるらしい)
・トッケイは幸せな家に住み着く、と言われている(肉食系だけど臆病なので見てるだけなら何もしません)
私の住むバーンプアンにはトッケイファミリーが住んでいます
お父さんトッケイ(大きくてちょっとビビる)
お母さんトッケイ(よく頭だけ出してる)
子どもトッケイ(何匹いるかは不明)
嫌いな人は鳥肌モノですが、割とファンも多いトッケイ。グッツも街でよく目にします。笑
この編みぐるみとか可愛くないですか?まさにタイ土産!笑
初めの頃は「ぎゃあ!」と騒いでいた私も、11ヶ月も同居してたら慣れました。
・・・そりゃあいると思ってなかったところにいたらビビるけどね。(漫画は私が体験した本当にあったこわいはなし←)
google先生によると、トッケイは日本に生息していないそうで、ペットショップなどで2000円〜ぐらいで売られているとのこと。
ミラーならタダだよ!!!!!!!
また、私の従兄弟曰く
「日本の動物園で見たことある」
とのこと。
ミラーなら
間近で
見れるよ!!!!!!!!笑
・・・これらの話はタイ人との鉄板ネタです。笑
(ちなみにタイではザリガニがあんまりいないそうで高値で取引されるらしいですよ。これまた日本にいっぱいいるって言うとびっくりされます)
そんなこんなでトッケイファミリーと愉快に仲良く暮らしているのですが
トッケイが苦手なタイ人は結構多いのです。
ヤモリやらカエルやらは素手で捕まえられるのにトッケイ(あとヘビも🐍)はダメなんですって。
約8ヶ月同じ部屋で寝ていたタイ人スタッフのジェーンちゃんもダメらしいし
(ちなみに上の編みぐるみはジェーンちゃんにあげました。笑)
話してみると「名前も聞きたくない!」という人もいる。
街と村の文化交流プロジェクトの際、同じ家にステイしたタイ人女子は、家で見かけたトッケイに悲鳴をあげて「危ないから離れて!!」と言っていた(彼女は家の中のヤモリにもビビっていた)
バンコクに住むタイ人男子は「もし家の中にトッケイがいたら警察呼んじゃうかも」とのこと。(そんなに?!)
ゆーて私もかつてはギャーギャー言ってた身なのでその気持ちはわかる・・・笑
私の中では、家にヤモリやらトッケイやら生き物がいるのは普通のことになっていました。もっと言えば
タイの生活→水シャワー、生き物いっぱい、冷房なし・・・etc.
が、普通だと思っていたのですが、どうもそれが普通じゃない人もいるらしい。
しかしながらこれがなかなか難しい話で、タイ人と一言で言っても居住地域や職業等によって生活環境が全然違うので「普通」とは何か?という議論をはじめにしなくてはならない。
例えばコンケン(タイ東部)に住んでいる日本人の家はお湯シャワー。でもバンコク近辺の大学に通うタイ人が住む寮は水シャワー。(年中暑いから水で問題ないらしい)
かと思えば、上記バンコクの友人宅のシャワーはお湯が出た。私たちが活動の中でホームステイする家は大体水シャワー・・・etc.
こんなかんじで、今の私の中でタイの普通な生活とはどんなものなのか?
よくわからない。どんな家に住んで、どんなキャリアを経て仕事してて、どんなもの着て食べてるのか・・・?
でも「じゃあ日本人の普通な生活は?」って聞かれても、ちょっと悩んじゃいそうだから、普通を語るっていうのは案外難しいことなのかもしれない。
タイでの暮らしはわからないことだらけ。でも、わかったこともある。
それは・・・
多くのタイ人にとって山地民に関わる暮らしは身近ではないこと
そして
そんな中で約1年間ミラーで活動した私は普通のタイ人よりは山地民のことを知っているということ
トレッキングとホームステイに行ってって・・・それタイ人にとってもレアな体験なんですって。なんかすごくない?!笑
そういう環境の中に1年間いる日本人の私は・・・相当レアな存在ですね。笑
(長くいるさくらさんはもーっとレアだ笑笑)
イメージでいくと「日本人よりアイヌ民族に詳しい外国人」って感じです←
そこで疑問になってくることがあります。
「じゃあ、タイ人にとって山地民ってどんな人たちなの?」
この問い、ミラーに初めて来た時からずっと抱いていました。いよいよミラー生活ラストスパートの今、まとめの意味も込めて書いてみようと思います。
次回→「lahu funny man から見る山地民とタイ人」
お楽しみに!!←